2018年11月10日土曜日

五城っ子たちが元気に表現!学習発表会(土曜授業日)

 2学期の土曜授業日は,子どもたちがとても楽しみにしている学習発表会です。「楽しい発表会にしよう!」と,子どもたちも先生も一致団結しがんばってきました。今日はどんな発表ができるでしょうか?会場には開演前から,地域の皆様や保護者の皆様が大勢お越しくださいました。
 午前8時50分,1年生7人の元気なあいさつで学習発表会がスタートしました。
 1年生は劇「こちら ごじょうどうぶつびょういん」を発表しました。五城小学校のごじょうどうぶつびょういんには,いろいろな動物の患者さんが来院します。キツネとウサギのお医者さんが,すてきな薬や治療法で動物たちの病気をたちまち治療してしまいます。歌あり,跳び箱ありの見せ場いっぱいの楽しい劇になりました。
 2年生は,劇「にげだしたどろぼうたち」を演じました。ある日平和なクリックさんのおうちに,悪い2人組の泥棒がやってきて,クリックさんや孫や動物たちを追い出そうとします。でも,そんなことには負けないくリックさんたち。みんなで協力して,マット運動の技やかけ算九九暗唱を技を繰り出して,悪い泥棒達をびびらせて追っ払いました。子どもたちの学習の成果の発表に大きな拍手が沸きました。
 TVでおなじみの某落語番組のオープニングテーマに合わせて,7人の噺家が登場しました。3年生は古典落語の「寿限無」を発表しました。おなじみ,「じゅげむじゅげむ,ごこうのすりきれ...」の長い長い名前にまつわるお話。八五郎さん,おかみさん,和尚さん,小僧さん,町の人々などの多くの役を7人で分担し,力を合わせてユーモラスに演じることができました。
 全校音楽発表は,2部合唱「変わらないもの」,合奏「風になりたい」を発表しました。今までの練習の成果を発揮して,すばらしい発表ができました。 
 4年生は,劇「まごころレストラン」を演じました。心優しいスタッフの真心のこもった料理が評判の「まごころレストラン」。ある日,お金もなく倒れそうな老人が現れます。「まごころレストラン」のみんなは困っている老人を無償でもてなしました。実は,この老人はこの国の王様で,「まごころレストラン」の優しさに感激しご褒美をもってレストランを再び訪れます。劇の中で,4年生の今までの学習を振り返り,学習や生活の中での「まごころ」の大切さを発表しました。
 5年生は劇「水戸黄門」を演じました。黄門様ご一行が,悪代官と商人「よぞらや」の不正をあばき,五城村の人々に安心して食べることができる野菜を取り戻すお話です。ドラマそっくりの展開や,5年生が育てた野菜の特徴を一人一人発表する 大立ち回りなどが楽しい発表でした。
 6年生は劇「2038」を発表しました。今から20年後の2038年,ちょうど6年生が32才となる頃には,自分がどんな仕事をしているのか,また社会はどうなっているかを調べて,オリジナルの劇にして発表しました。自分のやってみたい将来の仕事について調べる中で,多くの仕事をA.I.やロボットが担い,人のする仕事が減っていくことが分かりました。同時に,人間でなくてはできない仕事の大切さや楽しさについて理解が深まった6年生です。
 それぞれの学年が工夫を凝らして,今まで学習してきたことや身に付けた力を存分に発揮して発表に取り組むことができました。少ない人数を感じさせない元気な発表に,ご覧いただいた方々から大きな拍手をいただき,五城の子どもたちの大きな自信となったと思います。
 当日の会場の片づけ,楽器の移動等では,会場の皆様に気持ちよくご協力いただくことができ本当に感謝しております。ご参会いただいた皆様,ありがとうございました。