2018年10月19日金曜日

不審者対応の避難訓練

 岡山北警察署生活安全課の皆様のご協力をいただき,不審者対応の避難訓練を行いました。子どもたちの安心安全のために,活躍されているスクールサポーターの家時様が,不審者役となってくださいました。
 6年教室裏の入口から,不審者が侵入したという想定での訓練です。不審者が教室に現れると,6年の担任の先生がインターホンから教室に通報。教室備え付けの防犯ブザーも鳴り始めました。先生方は身のまわりの道具を護身用に持って,不審者と対峙します。
 職員室からの放送に従って,1~6年生の子どもたちは無言で職員室に逃げ込みました。五城小の緊急時の避難場所は職員室です。ここだと大人も大勢いるし,鍵も掛かって少しは安全です。 
 全校児童が,先生方の机の間に無言で座ってじっと待ちます。その頃,6年教室前では...。 
 先生方が刃物をもった不審者と話をしていました。不審者は同じ内容の発言を繰り返し,刃物をもって威嚇してきます。スクールサポーターの家時様の迫真の演技で,教職員も非常時の体験を積むことができました。北警察署のおまわりさんが,犯人逮捕に成功。不審者の刃物を取り上げて訓練も終了です。
 実地の避難訓練の後は,全校児童に教材のビデオを見せていただきました。安全と思っていても,私たちの身のまわりにはいろいろ危険が潜んでいます。「イカのおすし」に代表されるような,「危険を察知する力」,「危険な状態にならないように自分をコントロールする力を身に付けなくてはいけません。「自分の安全は自分で守る」,「大人の助けを求める」ことが大切ですね。
 お忙しい中,子どもたちのためにご指導いただいた岡山北警察署の皆様,本当にお世話になりました。