2018年7月17日火曜日

心と命の教育活動(5年)

 岡山北警察署・生活安全課の西江様を講師にお迎えし,5年生が「心と命の教育活動」をご指導いただきました。「去年,岡山県で警察に補導された小学生の一番多かった非行は何でしょう。」というクイズで学習が始まりました。
 正解は,「万引き」です。「友達に誘われてつい...」,「1つくらい大丈夫だろう。」など,「万引き」に対する考えが甘いまま,犯罪を犯してしまう人が多いそうです。盗むことも,盗んだものをもらうことも,盗む人を見張りで手伝うのも万引きで,窃盗罪という罪に問われます。子どもたちも真剣にお話を聞いていました。
 万引きを繰り返すと,「悪いことをしている」という感覚が薄れ,暴力や傷害などのもっと重い犯罪に発展してしまうこわさがあります。そして,犯罪を犯してしまうと,子どもだからといって許してもらえることはありません。犯罪・非行は,自分の生活も周囲の人たちの心も傷付け,人々を不幸にします。
 そんな犯罪・非行に負けないように,強い気持ちをもってくらしていくことが大切です。みんなは,自分のことだけ考えて勝手なことをしたりしていませんか?感謝の気持ちをもって生活していますか?
 自分のまわりの方々に感謝の気持ちを伝えるための手紙を書いて,今の自分のくらしを振り返りました。そして,犯罪・非行に負けない,強い気持ちをもつ大切さを確かめました。
 ご指導いただいた講師の皆様,ありがとうございました。