2018年12月5日水曜日

場合を順序よく整理しよう(6年算数)

 本校は,馬屋上小学校とテレビ会議システムを活用した協働学習に取り組んでいます。6年生は協働学習の授業も今年は2回目です。今日もテレビの向こうの友だちと一緒に学習します。
 今日の課題は,4チームの対戦が何試合できるかを,順序よく整理して導くことです。馬屋上小学校の友だち2名を含み9名で学習を始めました。Oniビジョンも取材に来て学習の様子を撮影しました。最初は一人学びで,自分で課題を解決します。

 対戦の仕方はどのように考えたり,表現したりするとうまく表すことができるでしょうか?表,樹状図など,みんな落ちがないように組み合わせを考える方法を工夫しました。テレビの向こう側では馬屋上小学校の友達が,同じ課題に取り組んでいます。
 自分の解決方法が見つかったら,次は友達と考え方を話し合います。五城小は表のマス目に組み合わせの○を書いて確かめる方法などが出ました。ペアの代表的な考え方を書き込んで発表の準備をします。
 最後にペアごとに話し合った結果を全体で共有しました。カメラの前でペアごとに考え方を説明します。馬屋上小学校の人と一緒に話を聞いたり説明したりします。馬屋上小学校の人は,五城の人は考えなかった樹状図を使って説明したので,教室のみんなが驚きました。分からかったり聞こえなかったりしたことは,ハンドサインで教えてくれるので,とてもよく分かるやりとりができました。
 色々な求め方を出し合い,考え方に広がりを感じることができた6年生です。感想の中で,「自分とは異なる考え方が分かってよかったです。」という声が聞こえてきました。両校の子どもたちが互いに意見を発表することができ,二つの学校が一つに思えるような貴重な体験ができました。