2017年6月24日土曜日

土曜授業日(オープンスクール),PTA人権教育研修会

 今年度1回目の土曜授業日(オープンスクール)を実施しました。保護者の皆さん,地域の方々などたくさんの方が,五城小学校においでになり,子どもたちの学習の様子をご覧いただきました。
 1年生は,「けんばんハーモニカとなかよくなろう」というめあてで,ドレミの音の出し方を練習している様子を見ていただきました。ついこの間練習を始めたけんばんハーモニカですが,みんなどんどん上達しています。
 2年生は算数で1000までの数を学習しています。「365」の数字の意味や表し方を学習していました。計算棒を机に並べて,十の束を大きな百の束にしたり,位に気をつけて数えたりしました。 
 3年生はこん虫の体のつくりを調べていました。チャックつきの小さな袋に入れたバッタを観察し,スケッチしています。細かく観察している人もいてびっくりしました。頭,むね,はらの3つの部分を確かめることができたようです。
  4年生は社会科で安全なくらしを守る人々のはたらきを見ていただきました。「119番通報はどこにつながり,どんな役割を果たしているのか?」を考えています。通報で,救急車や消防車だけでなく警察,病院,電力会社,ガス会社,水道局などが連携して,みんなの安全安心な生活を守るために協力していることを学習しました。

 5年生は情報モラルの学習として,「スマホ,携帯依存症のおそろしさ」について考えました。便利なネット端末やスマホですが,いろいろな危険が潜んでいることも事実です。ゲームや動画サイトを使い過ぎて,睡眠不足になったり依存症になったりするなど健康を害した事例を元に,携帯やスマホと上手につき合う大切さを学習しました。
 6年生は地域のゲストティーチャーをお招きし,茶道と華道について学びました。社会科で学習している室町時代の伝統文化を体験する学習です。五城活性化センターの和室で,お茶の点て方,いただき方など,実際のお作法を教えてもらって,お茶をいただきました。静かな雰囲気の中で日本の伝統文化を知る機会になりました。
 授業公開後は,地域の方や保護者の皆さんを対象に,PTA人権教育研修会を行いました。講師として,桐野 志摩美 様(株式会社 コムパレット 代表取締役)に,「 ネットとスマホ 大人の責任と役割 」と題してご講話をいただきました。豊富な事例を元に,今子どもたちが置かれている実情や,我々大人が果たすべき役割を明快にご示唆いただくことができました。
 親子でスマホや携帯ゲームの約束をどれだけ守ることができるのか,またコミュニケーションをとることがどれほど大切なのかを考えるまたとない機会となりました。