2019年1月18日金曜日

冬になると(4年理科)

 雪こそあまり降りませんが,今は暦の上でも一年で一番寒い時期です。冬の寒い時期,暖かい頃は活発に活動していた動物や,花や実をつけていた植物はどうしているのでしょう。4年生は,冬の屋外に観察に行きました。
 まずは,春から観察を続けているサクラの木を観察しました。サクラの木は葉こそ落ちていますが,その枝には芽がたくさんついているのが分かりました。「葉を落ちているけど,枯れてはいないよ。」,「春になったら,また花が咲くよ。」とサクラの様子を観察してタブレットに記録していました。ウメの花が咲いているのを発見して,記録している人もいました。
 土の中を掘り返してみたり,石をどけたりすると物陰に隠れた虫たちも見つかりました。堆肥の中には,ころころのカナブンの幼虫が潜んでいました。石をどかすと黒いつやつやとした甲虫もたくさん見つかりました。ミノムシも木にぶら下がって冬を越しています。
 寒い冬には,植物も動物もじっと静かに過ごしていることが分かりました。「暖かい春が来ると,きっとまた活発に動き出すはずだよ。」これからの生き物の様子を予想して,今日の学習を終わりました。