2018年11月16日金曜日

物の体積と温度(4年理科)

 4年生が物の体積と温度の学習をしています。前の時間に試験管を手で温めてシャボン玉をふくらませた子どもたち。「空気は温めたり冷やしたりするととかさが変化するのかな?」実験して確かめることにしました。
 試験管に付けたガラス管の中の水滴が,空気のかさの変化に応じて動く装置で実験開始です。試験管をお湯に入れたとたんに,ガラス管の中の水滴が一気に上昇して4年生もびっくり。お湯の力はすごいですね。逆に氷水につけると,あっという間に空気のかさが減って,水滴の位置が下がってしまいました。
 実験結果を何人かの友達に説明してもらいました。空気は温めるとかさが増え,冷やすとかさが減ることが分かりました。次に,水でも温度の違いによる体積変化が起こるのかを実験しました。子どもたちの予想に反して,水も温度が上がると体積が増え,温度が下がると体積が減ります。でも,その変化の仕方は空気よりも小さく,ゆっくりとしています。
 実験の最後に,フラスコを使った空気鉄砲で遊びました。ポリエチレンのキャップをフラスコに付け,フラスコを熱いお湯につけると...。ポンッ!と玉が飛びだしてみんな大喜びです。
 空気や水が温まると体積がどのように変化するのかを,実験を通じて理解することができました。

読書週間行事

 11月19日~30日まで,読書週間を実施します。五城小のみんなに,図書館や読書に親しんでもらおうと,図書委員会の人たちが関連行事の練習をしていました。本の紹介だけでなく,いろいろな図書館行事があります。

 月曜日の五城っ子集会は,図書委員会の人たちが担当します。楽しい発表を準備してくれているようです。どうぞ,お楽しみに!

2018年11月15日木曜日

クラブ活動を楽しんでいます。

 学校の行事も一段落し,学習や生活が落ち着きました。今日は,4~6年生が楽しみにしているクラブ活動がありました。
 五城小学校には3つのクラブ活動があります。どんなことをしているのかのぞいてみると...。図書館では絵画クラブの人たちが,イラストや絵をじっくりと描いているところでした。
 絵画クラブは,図鑑の絵や本の絵,まんがの絵など自分の好きな絵を描くことにじっくりと取り組みます。イラストもO.K.です。先生も一緒に,静かでゆったりとした時間を過ごします。
 体育館ではスポーツクラブの人たちが,ソフトバレーボールをしていました。思うようにサーブをうったり,レシーブしたりするのはなかなか難しいですが,「楽しむ気持ち」を大切に,チャレンジしています。ここでも,先生が一緒にがんばっています。
 理科室では,化学・工作・パソコンクラブが,ポリ袋ロケットを製作していました。長細いポリ袋に空気をつめて,安定翼と先頭のおもり(ビニールテープ)を付けると完成します。このロケットがなかなかよく飛んでおもしろい!上手な角度で投げるとまっすぐ遠くまで飛びます。柔らかいポリ袋なので,室内で投げても人に当たっても安全です。楽しい工作にみんな夢中でした。

ひまわり班遊び

 毎週木曜日の2,3校時の間の休み時間には,縦割り班ごとにひまわり班遊びをしています。各班ごとに立てた遊びの計画をもとに,1~6年生のみんなが仲よく遊ぶ時間です。縦割り班の先生もいっしょに遊びます。「今日は何をするかな?」と遊びを楽しみにしている人がたくさんいます。
 朝は霧がかかり寒かった五城小もすっかり晴れて,真っ青な空の下,ドッジボール,おにごっこ,Tバッティングベースボールなどを楽しむ子どもたちです。

2018年11月14日水曜日

楽しい,秋みつけ(1,2年生活)

 秋の深まる五城小。運動場のシンボル,カエデの木の葉が鮮やかな赤い色に染まりました。生活科の時間に,1,2年生は秋らしい活動に夢中のようです。
 運動場で枯れ草に群がる1年生。夏の間に育てたアサガオのつるを片付けているところでした。枯れたつるにはものすごい数のアサガオの種が付いています。いっしょうけんめい集めた種は,バケツ半分にもなりました。「たねやさんができるね。」と1年生は大喜びのようです。(^^)

 運動場の東にはイチョウの木があります。美しく黄色に変身した葉っぱ,色鮮やかな落ち葉の上で,元気に秋みつけをする2年生です。温かい日射しの注ぐ運動場です。
 たくさん落ちた落ち葉を集めて,「おちばふぶき~!」。赤いカエデの葉っぱが青空に舞ってとてもきれいでした。おちばふぶきが楽しくて,何度も何度も遊んでしまいます。集めた葉っぱや木の実を並べて遊んだり,作品を作ったりして,いつまでも飽きることなく秋を楽しむ2年生でした。

馬屋上小学校のお友達と,13-9のけいさんのしかたをかんがえました。(1年算数)

 五城小の1年生が,算数の時間,馬屋上小学校の1年生との協働学習に取り組みました。引き算の計算の仕方を考える学習です。今日の課題は,「13-9のけいさんのしかたをかんがえよう」です。昨日の引き算と違って,今日はくり下がりのある引き算です。1年生は大丈夫かな?
 「引き算をするときには,13を10と3に分けて計算するよ。」昨日の学習を生かして考える1年生です。3から9を引くことはできないので,10から引きます。まずは,発表ボードに一人一人計算の手順を考えて書いていきます。先生がみんなの書いているボードについて,どんな考えなのかを質問します。次はペアのお友達同士で,自分の計算の仕方を伝え合います。
 いよいよTV会議が始まりました。カメラの前で自分の発表ボードを使って説明をします。まずは五城小の1年生から説明します。
 いつもの発表のように,「まず」,「つぎに」,「だから」などのつなぎ言葉を言いながら,くり下がりのある引き算の方法を発表しました。ネットの向こうの友達にもよく分かるように,「ゆっくり」,「はっきり」した言い方に注意して伝えました。
 次に馬屋上小学校のお友達の考え方を聞きました。どちらの学校の人もくり下がりのあるときには,10のかたまりから引く計算の仕方は同じでした。テレビの向こうから,「ぼくらと同じやり方だね。」という声が返ってきて,とてもうれしかったお友達もいました。
 途中音声が聞き取りにくい場面もありましたが,ゆっくりとお話しすると確実にコミュニケーションをとることができました。TV会議の実際の交流の時間は20分ほどでしたが,遠く離れた学校のお友達と,「同じ計算の仕方だね。」と考え方を共有したり,発表のがんばりを認め合ったりした学習は,1年生にとってとても楽しい時間になったようです。馬屋上小学校のお友達の名前を覚えて,会いたいなと思った人もいっぱいです。
 馬屋上小学校の皆さんとの協働学習は,これからも他の学年で実施します。交流を通じて,新しい気づきのある学習をめざしたいと思います。

アルファベット,言えるかな?(3年外国語活動)

 3年生はチコ先生とアルファベットの学習です。チコ先生が,黒板に,A~Zの大文字のアルファベットを貼りました。はじめに先生が一つ一つカードを指さして発音します。3年生はそれについて練習します。一通り言えるようになったら,チコ先生が「チイサイセンセイ,デテ!」。3年生が「チイサイセンセイ」になって,アルファベットを指さして発音します。

 次は,チコ先生が言ったアルファベットをよく聞いて,カードを自分の机に並べます。よく間違えるのが,「B」と「V」,「G」と「Z」などのアルファベットです。チコ先生の口をよく見て,よく聞いて間違えないようにチャレンジです。
 ローマ字の学習を始めている3年生。アルファベットと仲よくなれるように練習です。

2018年11月13日火曜日

あたたまった空気が...(4年理科)

 試験管やフラスコの口の部分にシャボン液を付けて膜を作ってから,試験管やフラスコを手で温めると...。シャボン玉がぷっくりとふくれてきます。「温めると空気が上に上がってくるからだ!」という意見もあったので,試験管やフラスコを横に向けても,シャボン玉はふくれます。試験管をわきにはさんで温めると猛者(?)もいて,ふくれる様子に大騒ぎの4年生。試験管やフラスコの中には空気しか入っていませんが,どうしてシャボン玉はふくれるのでしょう?
 試験管を水で冷やすとふくれていたシャボン玉はしぼんでいきます。シャボン玉のふくれ具合には,どうやら中の空気の温度が関係していそうです。空気などのものの温度と体積(かさ)にはどんな関係があるのかを調べましょう。

てこのはたらき(6年理科)

 身のまわりには,遊具のシーソーをはじめ「てこのはたらき」を利用したものが多くあります。てこにはどんな特徴があるのかを,実験用のてこで確かめました。
 てこには,ものを動かそうとする人が実際に力を加える力点,加わった力がものを持ち上げたり,引っ張ったりするようにものを動かす作用点,それらの力が伝わるように動かずに支える支点の3つがあります。これらの3つの点の位置関係で,ものを持ち上げる力の大きさや手応えが大きく変わる様子を確かめました。 
 支点と作用点の距離が長く,支点と力点の距離が短いてこでは,5kgのおもりがとても重く感じられます。おもりは思うように持ち上がりません。ところが,支点と作用点の距離が短く,支点と力点の距離が長いてこでは,指一本で重いおもりが簡単に浮き上がります。
 実験を通して,てこのきまりについての規則性が分かってきた6年生。ほかにどんなきまりがあるのかを調べていきます。

ひきざんをしよう。(1年算数)

 1年生が算数の学習で,17-5のような引き算の計算に取り組んでいます。数図ブロックや説明用のホワイトボードを使って,引かれる数字を分解して計算をします。計算の順番は,「まず」,「つぎに」,「だから」などの,つなぎの言葉を大切にしながら,一人一人説明することができるようにします。
 はじめに先生から出された問題をみんなで読んでから,考え方を表現していきます。自分専用のホワイトボードに考える順番を書いて,先生や友達に説明します。みんなの前でもお話ができるようにします。
 明日の馬屋上小学校との協働授業では,遠く離れた学校の友達に,テレビ会議システムを使って自分の考え方を説明します。「分かりやすく表現して伝える」ことを意識して,学習に取り組む1年生です。

2018年11月12日月曜日

平均を使って(5年算数)

 5年生が廊下で巻き尺を使って自分の歩幅を求めていました。求めた歩幅で運動場や校舎の長さを測るそうです。

 人はいつも同じ歩幅で歩けるとは限りません。しかし,何歩か歩いてその平均を求めると,歩幅の値は正しい数値に近づきます。5年生は,10歩で進む距離を5回測定し,10歩の平均値から自分の歩幅を計算しました。
 みんな,自分の1歩の歩幅が分かったので,次の時間はこの歩幅を元に長い距離を測ります。