試験管に付けたガラス管の中の水滴が,空気のかさの変化に応じて動く装置で実験開始です。試験管をお湯に入れたとたんに,ガラス管の中の水滴が一気に上昇して4年生もびっくり。お湯の力はすごいですね。逆に氷水につけると,あっという間に空気のかさが減って,水滴の位置が下がってしまいました。
実験結果を何人かの友達に説明してもらいました。空気は温めるとかさが増え,冷やすとかさが減ることが分かりました。次に,水でも温度の違いによる体積変化が起こるのかを実験しました。子どもたちの予想に反して,水も温度が上がると体積が増え,温度が下がると体積が減ります。でも,その変化の仕方は空気よりも小さく,ゆっくりとしています。
実験の最後に,フラスコを使った空気鉄砲で遊びました。ポリエチレンのキャップをフラスコに付け,フラスコを熱いお湯につけると...。ポンッ!と玉が飛びだしてみんな大喜びです。
空気や水が温まると体積がどのように変化するのかを,実験を通じて理解することができました。