「垂直に1秒上昇」,「その場に2秒停止」,「シェイク2秒(小刻みにゆれる)」,「左に3秒移動」...など,予め予定した一つ一つの動きは「コード」という部品で表されています。それらが組み合わさって,ドローンが離陸して着陸するまでの一連の動きが完成します。
コードの組み合わせ方を間違えると,遠くに移動しすぎて壁にぶつかったり,墜落したりしてうまく飛ばすことができません。スタートからゴールまでなめらかに飛ぶことができるように,コードを組み直したり,時間を調整したりしました。
目的の動きをさせるために,ペアの友達と話し合ってコードを直し,最後は離陸から着陸まで予定どおりにうまく飛ばすことができるグループが出てきました。見ている先生からも拍手が起こりました。
平成32年度からは,小学校の学習でプログラミングに関する内容を学びます。それに向けた学習をちょっぴり体感した6年生でしたが,トライ&エラーを繰り返して,思い通りにドローンを飛ばすことができたことがおもしろかったそうです。社会を支えるコンピューターが行うプログラミングの仕組みを,体験的に学ぶよい機会となりました。
学習の機会をご提供いただいた皆様,本当にありがとうございました。