試験管には水が入れてあり,温度計でその温度を測るようにしています。試験管は氷の入ったビーカー(寒剤)に食塩をかけて温度を下げていく仕組みです。時間の経過ごとに温度が下がっていきますが,あるときから温度が下がらなくなるポイントが見つかりました。そのポイントを過ぎると試験の中の温度は,また下がっていきます。
温度が下がらないポイントは0度くらいで,水が凍り始めたのも0度付近でした。水は0度くらいで凍ること,凍ってしまうまでは0度よりも温度が下がらない様子が分かりました。また,水が凍るともとの水よりも体積が増えることも分かりました。
学習の最後に,Eテレの番組で水の状態が変わる様子を確かめています。水は温度によって,個体,液体,気体と姿を変えていくのです。