「赤いリボンと青いリボンがあります。赤いリボンの長さは30cmです。赤いリボンは,青いリボンより10cmみじかいそうです。青いリボンは何cmですか。」という問題です。これは,どんな計算で解くとよいのかな?考えてみましょう。
まずは一人一人でどんな計算をするとよいかを考えます。一人一人の机の上に置いたホワイトボードに,自分の考えた方法を図と一緒に書いていきます。馬屋上小のお友達もテレビの向こうで考えていますよ。
次に,自分の考えた方法をペアの友達や先生に説明します。相手によく分かるように,自分が立てた式やその理由を話しています。ペアの友達のどちらかが発表する係になるので,誰が説明するかも確認します。
今までは,違いを求める計算は引き算である問題が多かったのですが,この問題では,青いリボンを足し算で求める必要があります。青赤のリボンをテープ図に表し,「どちらが長いか?」を把握しないと正しい式を立てることが難しいです。二つのリボンを縦に並べて考えます。
最後に,みんな黒板の前に集まって解き方を説明する時間です。黒板に発表ボードを貼り,テープ図を指さしながら説明をします。馬屋上小学校のお友達もカメラ越しに発表を共有します。馬屋上小学校のお友達の発表も聞きます。
話し合いを通じて,青いリボンは赤いリボンより10cm長いことがはっきりしました。
馬屋上小の友達からは,「一人でするよりたくさんの友達と勉強できてよかった。」という感想が返ってきました。五城小の子どもたちも,他の学校の友達の解き方を知るよい機会ができました。二本のテープ図を並べてかくと,違いがよく分かって説明しやすいことを確認して今日の学習を終わりました。