てこには,ものを動かそうとする人が実際に力を加える力点,加わった力がものを持ち上げたり,引っ張ったりするようにものを動かす作用点,それらの力が伝わるように動かずに支える支点の3つがあります。これらの3つの点の位置関係で,ものを持ち上げる力の大きさや手応えが大きく変わる様子を確かめました。
支点と作用点の距離が長く,支点と力点の距離が短いてこでは,5kgのおもりがとても重く感じられます。おもりは思うように持ち上がりません。ところが,支点と作用点の距離が短く,支点と力点の距離が長いてこでは,指一本で重いおもりが簡単に浮き上がります。
実験を通して,てこのきまりについての規則性が分かってきた6年生。ほかにどんなきまりがあるのかを調べていきます。