「引き算をするときには,13を10と3に分けて計算するよ。」昨日の学習を生かして考える1年生です。3から9を引くことはできないので,10から引きます。まずは,発表ボードに一人一人計算の手順を考えて書いていきます。先生がみんなの書いているボードについて,どんな考えなのかを質問します。次はペアのお友達同士で,自分の計算の仕方を伝え合います。
いよいよTV会議が始まりました。カメラの前で自分の発表ボードを使って説明をします。まずは五城小の1年生から説明します。
いつもの発表のように,「まず」,「つぎに」,「だから」などのつなぎ言葉を言いながら,くり下がりのある引き算の方法を発表しました。ネットの向こうの友達にもよく分かるように,「ゆっくり」,「はっきり」した言い方に注意して伝えました。
次に馬屋上小学校のお友達の考え方を聞きました。どちらの学校の人もくり下がりのあるときには,10のかたまりから引く計算の仕方は同じでした。テレビの向こうから,「ぼくらと同じやり方だね。」という声が返ってきて,とてもうれしかったお友達もいました。
途中音声が聞き取りにくい場面もありましたが,ゆっくりとお話しすると確実にコミュニケーションをとることができました。TV会議の実際の交流の時間は20分ほどでしたが,遠く離れた学校のお友達と,「同じ計算の仕方だね。」と考え方を共有したり,発表のがんばりを認め合ったりした学習は,1年生にとってとても楽しい時間になったようです。馬屋上小学校のお友達の名前を覚えて,会いたいなと思った人もいっぱいです。
馬屋上小学校の皆さんとの協働学習は,これからも他の学年で実施します。交流を通じて,新しい気づきのある学習をめざしたいと思います。