今日は水着の上にふだん着ている服を着ています。まずは服を着たまま水に入ってみました。「うわっ,重いなあ。」口々に動きにくさを訴える1,2年生です。軽いシャツでも,水の中に入ると体にまとわりついて離れなくなります。
服を着たまま泳いでみます。こちらも服がぐちゃっとくっついて,思うように手足を動かすことができません。長袖の服や長ズボンは特にやっかいです。服を脱いでみると,体がうんと楽になることが分かります。
水に落ちたときに,服を着たまま無理に泳ごうとする必要はありません。「あわてず,体力を温存して救助を待つ」ことが基本です。「浮いて助けを待つ」ことが重要です。
靴も衣類も素材革命が進み,軽い材質のものが多くなりました。身近に浮くもの(ペットボトルなど)があれば,力を抜いて背浮きの状態で助けを待ちます。ラッコの姿勢ですね。
水辺の事故は身近なところに潜んでいます。もしも水に落ちたら...。慌てずに,学習したことを生かすことができると安心です。