藤原さんのお宅では肉厚のおいしいしいたけをたくさん作っています。しいたけは原木に菌を植えて育てるのが普通でしたが,最近は木材のチップを使った栽培用の菌床を使って,たくさんのしいたけを育てる技術も普及しています。実物を手に藤原さんが説明をしてくださいました。また,地域のしいたけ名人さんがどうやってしいたけを育てるのかについても話を聞きました。
続いて,しいたけの原木づくりにチャレンジです。しいたけ栽培はよい原木を準備することから始まります。栽培に適したクヌギなどの木を1mほどに切り,種駒(しいたけの菌糸が入ったしいたけの苗)を埋め込む穴を等間隔に空けます。穴空け作業は,藤原さんがドリルで手早くしてくださっています。さて,3年生は...。
原木の穴にしいたけの種駒を詰めます。種駒がとび出さないようにていねいに詰めていきます。
種駒をつめた原木は,藤原さんの運搬車で,パソコンルーム横のしいたけコーナーに運びました。先輩達が育てたしいたけ原木のとなりに,3年生も原木を並べます。早ければ,今年の秋には収穫できるようになるそうです。楽しみですね。
身近なところに,地域のよいものや,そうしたことに関わっている名人さんがいらっしゃることを学ぶことができました。お忙しい中,子どもたちのためにご尽力いただいた藤原さん,大変お世話になりました。ありがとうございました。
この学習の様子は,oniビジョン内のみつニュースでも放送されます。