ものを燃やすとき,うちわであおぐとよく燃えることを発表した人は,集気びんの下に空気の通り道を作ることを提案しました。びんの底のねん土に穴をあけて,空気取り入れ口を作ります。また,びんのふたも完全にふさがずに,びんの上にも空気の逃げ道を作ることにしました。
線香をつけて,煙の動きから空気の流れを観察しました。びんの底から空気が入り,上の穴から煙が抜けていきます。びんにふたをすると,びんの底からの煙が中に入らなくなり,空気が動いていない様子が分かってきました。
ろうそくを燃やし続けるためには,びんの中に絶えず空気が入っていく状態にしなくてはならないことが分かりました。