水の温度を20,40,60度と上げていきます。お湯を入れたプラスチックの入れ物に水の入ったビーカーをつけて,一定の量の食塩やミョウバンを加えていきます。それぞれの温度でとけきった量を記録します。水溶液を一定の温度に保ちつつ,とかす物の量を正しく測定するので,みんなの手が重なって大変な実験です。それでも協力して取り組んでいます。
黒板のグラフに班ごとの実験結果を記入します。今回は,前回の「水の量ととける物」の関係で調べた結果と違うところが見えてきました。
食塩は,水の温度が上がっても,とける量に大きな変化がありません。ところが,ミョウバンは水の温度が上がると,とける量が大きく増加しました。
とける物によって,そのとけ方に水の温度の違いが大きく影響することが分かりました。