コンロを前に,4年生が真剣に実験に取り組んでいます。「ものの温度と体積」の学習です。
子どもたちが手に持った実験器具の先には,金属球がついています。これを実験用のコンロで熱し,温まった金属の体積が変化するかどうかを調べます。もうひとつの器具には,輪の内側の直径が金属球の直径と等しいサイズと,ほんの少し大きいサイズの2種類の輪がついています。金属球が少しでも大きくなると(膨張すると),片方の輪には通らなくなるので,体積が増えたことが分かる仕組みです。
熱した金属球は,はじめは通り抜けていた輪にひっかかるようになってしまいました。金属球を冷やすと,再び通り抜けるようになります。
「電車の線路が熱で伸びるのと同じだよ。」とこっそり教えてくれた人もいました。ものの温度と体積の関係を確かめることができました。