2017年6月1日木曜日

正しく歯みがき(1,2年ブラッシング指導)

 むし歯予防週間に合わせて,学校歯科医の土肥先生から,正しい歯みがきの仕方を教えていただきました。今日は,1,2年生がご指導をいただきました。はじめに,わたしたちの歯のはたらきや特徴について教えていただきました。動物は食べ物の種類の違いで,歯の形が大きく異なります。肉をかみ切るトラは犬歯が,草をかんですりつぶす象は奥歯が大きく発達しています。みんなの歯はどうかな?
 次に正しい歯みがきの仕方を勉強しました。場所によって歯みがきの仕方は変わってきます。歯ブラシは鉛筆のようにもって,まっすぐ歯にあててみがきましょう。実際に歯ブラシをもって練習しました。
 最後に,染め出し剤を使い歯の汚れを分かるようにしてから,歯みがきを練習しました。手鏡とにらめっこしながら,みがき残しがないようにていねいにブラッシングします。汚れ防止のタオルを首にかけて,真剣な表情。
 先生が歯のモデルを手にして,どの部分に汚れが残るのかを教えてくださいました。よくみがいたつもりでも,実は歯の汚れは意外と残りやすいことが分かった子どもたちです。 
 奥歯の6才臼歯は永久歯なので,一度むし歯にやられてしまうと一生ダメージが残ってしまいます。そして,汚れが残りやすい歯なので,最後の仕上げはおうちの人にしっかりとみがいてもらうことが大切です。歯の健康は一生の宝物。保護者の皆様にもしっかりとご協力いただき,子どもたちが健やかに成長できることを願っています。