2017年5月30日火曜日

社会科見学にて(3,4年社会)

 3,4年生が社会科見学で岡山市水道局の三野浄水場と岡山市消防局北消防署に行きしました。
 三野浄水場ではふだん使っている水道水が,どのようにして作られているのか,また,私たちのところまでどのように送られてきているのかを教えていただきました。川から取り入れられたり,地下からくみ上げたりした水が,目の前で徐々に透き通った飲料水に変わっていく様子がよく分かりました。
 深さが5mもあるという巨大な池がいくつもならんでいました。岡山市の人々が使うたくさんの水ができていきます。
 見学終了後の水道記念館が大人気でした。水にまつわる展示物を見たり触ったりしました。ゲーム・コーナーは行列ができました。
 岡山県総合グランドの木陰に移動してランチタイム。お弁当がおいしいなあ。
 昼からは,北消防署を訪問しました。県内唯一の特別高度救助隊であるハイパーレスキューおかやまが置かれていて,他の消防署にはない特殊な消防車があります。オレンジ色のユニフォームを着たレスキュー隊員の方から,消防署のいろんな秘密を教えていただきました。
 40mのはしご車の値段は1億6千万円と聞いてびっくりした子どもたち。大切な人の命を救うために,それだけのお金を使ってでも高価な装備が整えられています。
 いろいろな車両があり,あらゆる災害に対応し,いつでも出動することができるように準備しています。昨年の熊本の地震など,他の地域の災害にもすぐに応援にかけつけます。
 消防士さんの仕事や消防車についてたくさんの質問がありました。どんな質問にもていねいに答えてくださって,みんな納得です。 
 消防署内の訓練施設も見学させていただきました。4~6階部分は吹き抜けになっていて,実際の現場を想定した建物が置かれています。隊員の方々は毎日こうした場所で訓練をし,事故や火災が起きたときは,人々の安全を守ることができるように備えています。また,消防署は火事の予防をみんなに呼びかける活動もしていて,火災が起きないようにする仕事にも取り組んでいました。
 三野浄水場も北消防署も岡山市の人々のくらしをよくし,安全に安心して生活できるように努力している様子がよく分かりました。とても有意義な学習ができました。
 子どもたちの学習にご協力いただき本当にありがとうございました。