教室から不審者が入っているという第一報が,インターホンで職員室に知らされました。校内への緊急放送の後,子どもたちが職員室へと避難してきました。みんな静かに職員室に入ってきています。
北館では現場にかけつけた先生方と不審者が対峙しています。間合いを取りながら,先生たちもさすまたやほうきなどを手に,不審者と向き合います。しばらくして新庄駐在所のおまわりさんが現場に来られて,不審者は建造物不法侵入の容疑で御用となりました。北署のスクールサポーターの方の迫真の演技で,対応した先生方も緊張の5分間でした。(T_T)
子どもたちは先生の話をよく聞いて,落ち着いて行動することができました。避難訓練の後は,体育館でビデオの教材を見ながら,危険な事件に巻き込まれないための注意点や,もしも危険な状態になったらどうするとよいかを学習しました。
スクールサポーターの方,北警察署の生活安全課のおまわりさん,駐在所のおまわりさんが,それぞれの立場で,子どもたちに守ってほしい約束をお話をしてくださいました。「にげる」,そして「知らせる」ことが,安全を守るためにどれだけ大切かがよく分かりました。
職員は,緊急時の対応の仕方を,また,子どもたちは命の守り方を学ぶよい機会となりました。ご協力いただいた北警察署の皆様,ありがとうございました。