2017年2月10日金曜日

ちがいをみて(2年算数)

 2年生が算数の公開研究授業を実施しました。「ちがいをみて」という学習で,文章を読んで求めることがらの大きさの関係をつかんで計算をします。
 「赤いリボンと青いリボンがあります。赤いリボンの長さは30cmです。赤いリボンは青いリボンより10cmみじかいそうです。青いリボンは何cmですか。」先生が問題を示すと,子どもたちから考え方の予想が返ってきました。みんなで話し合って,問われていることを確かめてから,各自で問題解決に取り組みました。前の時間にテープ図(長さを表すテープをかいて考える図)を使う学習をしていたので,ノートに自分の解き方を表現している人がたくさんいました。
 次は,ペアの友だちと考え方を教え合います。自分のかいた図をもとに,なぜそう考えたのかを説明しています。
 自分の考えがまとまった何人かの児童が,ホワイトボードにノートの内容を写して説明します。自分の考え方の理由を示しながら話します。まず各自で,次にとなりの人と,最後はクラス全体へというように,思考や発表の場を広げていきます。
 問題文の中の,「◎◎は,◇◇よりも長い(短い)」などの表現に注意して考えると,ものの大小の関係や計算方法などに気づくことができ,正しく問題を解くことができます。また,つかんだものごとの関係を,正しく図などに表現する力を高めていくことも重要です。
 五城小学校では,各学級の公開授業を通じて,よりよい授業づくりのための職員研修を進めています。