七輪は昔から,調理に使われてきた道具です。「知っているよ。」という人もいましたが,自分たちで使うのは初めてです。さて,どんな風に火をつけるのでしょう?
中の木炭に火をつけるには,まわりのものを燃やして木炭の温度を上げなくてはいけません。木ぎれや紙を入れて火をつけますが...。マッチをつけるのもおっかなびっくり。(近ごろはマッチを使う機会もないので,当然ですね(^^;))
用務技士の先生に手伝ってもらって,どうにか着火に成功しました。でも,まだまだ火は弱いようです。うちわであおいで,火の勢いをつけるべく奮闘中です。何度も火が消えてしまった悲しいグループもありました。
最後は,何とか全グループが火おこしに成功しました。じんわりと暖かさの伝わってくる七輪に,スルメイカをのせて,みんなご満悦です。
「火をおこすのに時間がかかりました。けっこう大変でした。」「自分でがんばっておこした火で食べると,なんだかおいしい!」ちょっぴり煙たい思いをした人もいたけれど,自分たちで火をおこしたことがとても楽しかったのだとか。
スイッチをひねれば簡単に調理ができる今と違って,昔の人たちはいろいろな努力や工夫をして料理をしていたことが分かった3年生でした。